066 新しい五月人形

2010年08月20日 カテゴリ 未分類 投稿者 Delivery Works 俵藤ひでと

8月です。暑いですねー。

今年の春のことですが
友人の藤田夫妻に
まだ小さい息子さんの為に
モダンで新しい五月人形を考えて欲しいと
依頼されて製作した作品です。

五月の節句の飾り付けは
男の子がいる家庭では行う習慣がありますが
伝統的な習慣を現代的にアレンジ出来ないものかと。

アート好きな夫妻のインテリアにもマッチする作品に

子供の頃、新聞紙や折り紙で作ったカブトをモチーフに
アクリルで彫刻的に作ってみようと決めました。

まずはプロトタイプを作り始め
オトコっぽく、ブラックマットや、パンチングメタル風で
作ってみました。
(正確にアクリルの小口を鋭角にカットして
合わせる加工もなかなかシビアでした)

これはこれで悪くないのだけど、なんか足らない
ストーリーが足らん

青く塗装し
グラフィックで
見上げた空を折りたたんでカブトを作り
五月の節句を楽しみにしてる男の子の気持ちを入れました。

小さい頃、5月って男の子の月のようなイメージがあった
タイトルは「五月のある日」

見た目はポップに仕上がりましたが、しっかり感も出せてます。
あまり、五月人形という感じにとらわれず飾ってもらいたいなと

藤田夫妻は、「ワンピース倶楽部」という
現代アート市場拡大のため
楽しみながら一年に一作品を購入することを決意した
人達の集まりの会員で
年に一度の購入作品のお披露目展示会に
今回この作品を出展するそうです。

ワンピース倶楽部展 Vol.3 「はじめてかもしれない」
期間:8/28 sat 18:00-20:00
8/29 sun12:00-20:00
8/30 mon15:00-20:00
8/31 tue15:00-20:00
会場 : MEGUMI OGITA GALLERY
東京都中央区銀座2-16-12 銀座大塚ビル

どなたでも、入場できるので
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください

ひな人形や、五月人形の作りって細部が本当に丁寧で
日本の伝統工芸師の技術ってスゴいと思う。

けれど良いものでも飾る習慣が無くなると買われなくなるし
昔と違って、おじいちゃんおばあちゃんと
一緒に住んでる家も少ないので日本の伝統文化が
次の世代にちゃんと伝わらない、どんどん稀薄になっていく

飾る習慣は無くならないで欲しいと思う
ただ、伝統的な習慣を楽しめないと本当の意味で続かないし
形が少し変わって、多様化しても良い様な気もする
日本のアイデンティティーさえ失わなければ

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