083展示会の報告
2011年11月8日 EXIT METAL WORK SUPPLY 清水薫
10月29日から31日までの3日間 青山のライトボックススタジオにて
第8回目の現代手工業乃党の展示会をしてきました
お忙しい中 数多くの方々にご来場いただき
本当にありがとうございました
今回は新しい参加者も増え 以前にも増して
見応えのある展示会になったと自負しています
参加していただいた皆さんからは 後ほど このコラムで
出展作品とその様子の紹介があると思いますので
ここではEXITのブースについて紹介します
EXITの展示は このようになりました
普段 製作しているディスプレイ什器の新作をメインに
試作の什器や家具を展示しました
奥の大きなKayのシェルフに飾ってあるのは
グラフィックアーティストの竹内くん、三上くん、金子くんの3名に
工具をモチーフに製作してもらった作品です
とても評判が良かったです(参加してくれて ありがとね)
工場長のKayくんは このようなイスをデザインして作りました
ミッドセンチュリーを思わせるモダンなデザインでありながら
現代の手仕事感バリバリの仕上げがナイスです
今年4月に奄美大島からやって来た 期待の大型新人のエイスケくんは
仕事の後 一人でコツコツ何を作ってるんだろ−と思って何も言わずに
見ていたのですが こんなワイルドーなイスを作っていたんですね
とても繊細なトシくんはφ3のステンレスの細い丸棒を ピコピコピコピコ溶接していて
テーブルかと思わせてからの キャンドルランプでした
深夜の照明を消した暗い工場の片隅で一人
ライト片手に照明の効果を試す姿はとても不気味でした
その甲斐もあってか とても幻想的な一品になり
夜には 会場の外に展示して 人々をなごませていました
しかし展示会の初日に間に合わなかったのは 如何なものかと思いますが
exit factory clothesのツナギも展示させていただきました
ボクは今まで 人がデザインした服のために
ハンガースタンドをデザインして製作してきましたが
自分がデザインした服のためにハンガースタンドを作ったのは始めてで
その時 自分の中に意識のズレがあったのを ハッキリと感じてしまい
ショックだったんです
個人的には その感覚を得たことが 今回の展示会の収穫でした


Kayくんエイスケくんトシくんのプロダクト、その人となりをダイレクトに現しているようでしたね。
清水さんの感覚のお話、今度聞かせてください。