097arts & crafts KIYATA

2013年4月15日 EXIT METAL WORK SUPPLY 清水薫

今回は埼玉県飯能市の豊かな自然の中の工房で

素敵なモノ作りをしているKIYATAの若野 忍さんにお話を聞いてきました

若野さん

東京造形大学の絵画科だったんですけど

何故かパフォーマンスというか舞踏をしていて

随分やったんですけど、なかなか上手くいかなくて、、、

その時も絵は描いていたんですけど、、、

時間がたって、いい歳になってきたし、いろいろ考えなきゃって時に

やっと絵が描けるようになってきて、個展を開くようになって、、、

その頃 パブリックアートを作る会社に入って

そこで アーチストとかデザイナーとか それらを作る職人さんとか

色々な人と会って、一つのモノを作り上げていくっていう

そういう仕事が自分に合ってて、、、

いろんな技術とか 職人さんがやってるの見て独学でまねしてみたり、、、

パブリックアートっていうのは その、、、

アーチストとかが さらさらって描いた いたずら書きみたいなのを

モノ作りのプロの方々が どうしたらこれを作れるんだっていうのを

凄く言い合って作り上げていくような世界で、、、

作り勝手から考えないで

徹底的にまずイメージがあって、それを執念でカタチにしていく、、、

そういう姿勢は身に付きましたね

清水

2008年に独立されてますね

若野さん

そこでいろいろやっていくうちに

ボクは絵から だんだん立体的になってきて、インスタレーションになって

木工選んで、インテリアを作るような、、、

そういう流れで今まで来たんですよね

独立して 最初の一年くらいは

パブリックアートの仕事もしてたんですけどね

だんだんインテリアの方に進んできたというか

職人としてのモノ作りのチカラと デザインっていうのを

かなり高次元で合わせたいっていうのはありますよね

絵を描いていた頃から 同じ物語を追っているような感じで

一つのことを形にしたら次が見えてくるの繰り返しで、、、

自分では あまり変わってるモノを作っているとは全然思ってなくて

自然の流れでやってるだけだから、、、

気が付いたら こういうモノを作っていたというか、、、

清水

、、、凄すぎる !

気が付いたらムササビのランプを作っていたんですかっ?

ボクは初めて見た時、ひっくり返りそうになりました(笑)

若野さん  (笑)

清水

ボクは普段 鉄でハンガースタンドとか作ってるんですけど

KIYATAさんの作るタオル掛けの端に リスとかいるじゃないですか

悶絶しちゃいましたよ

若野さん

リスとか うさぎとか羊とか 人気があるんですけど

ボクは個人的にアルマジロが好きです

若野 忍

1971年 岐阜生まれ

2008年 arts & crafts KIYATA 設立

KIYATAとはスリランカの言葉 シンハラ語でノコギリの意味

妻の由佳さんと二人で 独自の世界感のある

木工のプロダクトをデザイン、製作している

その人気は絶大で 今 注文しても 約3ヶ月待ちである

展示会

2008年 9th SPIRAL INDEPENDENT CREATORS FESTIVAL / 表参道

2009年 個展「kids展」/ バーデンバーデン / 学芸大学

2010年 個展「Nature Walk」/ バーデンバーデン / 学芸大学

2011年 個展「The Secret Garden」/ バーデンバーデン / 学芸大学

2012年 個展「Sleeping Forest」/ バーデンバーデン / 学芸大学

2013年 個展「KIYATAの森」/ 倉敷意匠計画アチブランチ / 倉敷

その他 ギャラリー、百貨店等 展示会多数

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arts & crafts KIYATA への2件のコメント

  1. 2013年4月16日
    KNUT ceramic studio 小川由利子さんがコメントしました。

    癒されますね~
    ムササビの照明はほんとすごいですね!!

  2. 2013年4月16日
    REYT INC.さんがコメントしました。

    ムササビ、とんでますよ!

    やわらかいですね。ホッとします。。

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