「特注の品、作ります」

2012年7月31日 hitin metals 佐藤江利子

ご無沙汰しておりました!暑い日が続きますね。

7月は夏のはじめ、少し肌寒い日もあったような気がするのですが、今年は梅雨が明けたらすっかり真夏の様相。

毎日すごーく寝苦しい。こんなに暑くて、8月や9月はどうなってしまうのでしょう。。。

 

さて今回は、ここしばらくの間に特注制作したアクセサリーや器について書いてみようと思います。

*****************************************

まずは、お祝いのリングを制作した話。

お嬢さんの3歳のお祝いにリングを作ってあげたいという、お父さんからのご依頼です。

小さな指のリングサイズは1号にも満たず。革ひもで指のサイズを計ってもらいました。

 

とても小さなリングですが、ペンダントトップとして使うことも出来るので、一生身につけられる記念の品になります。

 

お嬢さんへの最初のプレゼントを任せてもらえたことを嬉しく思いながら制作しました。

 

K18を使いピンク色の石を入れるという他は、デザインなど全て任せてもらえました。

 

全体的に滑らかな形、石を留める部分は突き出し、石の周りには削ったようなテクスチャーを施しました。

3歳の記念ですが少し大人っぽい雰囲気にし、長く共に年月を過ごしてほしいという願いを込めました。

 

箱も任せて頂けたので、真鍮に銀鍍金をし、彫り模様を入れた四角い箱にセットしてお渡ししました。

 

それにしても、3歳の記念にK18のリングなんて、ご両親の愛がヒシヒシと伝わってきます。

3歳の彼女も喜んでくれると思いますが、大人になってからもきっと心に残るプレゼントになるのではないでしょうか。

 

******************************************

 

次は、ご友人夫妻への記念のアクセサリーのご注文をご紹介します。

 

ご夫妻の縁の数字が「3」ということで、「3」のペンダントトップをプラチナを使って制作しました。

大体の数字のイメージをお持ちでしたので、デザインの調整をし、制作へ。

小さなダイヤモンドを3つ入れてほしいとのことでしたので、0.005ct(φ1.0程度)の石をモチーフの先の方へ3つ入れました。

 

石留めは私にというご依頼を頂いていましたので、かなり小さな石で難しかったのですが、何とか留めきりました。

でも実は、その後しばらく右目が痙攣してしまいました笑。

毎日石留めをしている職人さんに脱帽です。。。

 

チェーンも付けてペンダントにし、箱は三角形の箱をご希望でしたので、真鍮の3角形の箱にセットしました。

 

ご依頼の方にも、プレゼント先のご夫妻にも喜んで頂けたようで、とても嬉しいです。何年かしたら石を増やすかもしれないとのことなので、また気合いを入れて石留めしようと思っています!

****************************************

 

最後に、結婚のお祝いにと依頼を受けた、銀製の蓋付き容器をご紹介します。

ご新婦のご親戚の方からの依頼でしたので、華やかで可愛らしい器作ろうと決めていました。

 

デザインと制作は全て任せて頂いていましたので、純銀(950)を使い、蓋には洋風唐草を意識した彫り、器にはタガネを使った打ち模様を入れ、容器の渕は花びらのようなアーチの連続にしました。

 

蓋のつまみ部分は花のモチーフにし、中心にはトパーズの石を留めました。

 

華やかなウェディングドレスやブーケ、沢山の美しい花々と祝福の言葉など、キラキラと全てが輝く一日をイメージして、思い切り愛らしい器を作りました。

この器を見た時に、その幸せな一日を思い返すことがあればいいなぁと、こっそり願いを込めて。

 

******************************************

 

というように、特注制作はやはりお祝いの品や記念の品を多く作らせてもらっています。

私の扱う「金属」は、遠い昔から、それこそ地球が出来るずっと前から存在するもの。とても力強く美しいものだと、私は思っています。

人生の節目に、金属を使って記念の品を制作させて頂けることを、本当に嬉しく思います。

金属で作った品は簡単には壊れませんのでご安心を!

ただ、無くしちゃった場合はどうにも出来ないので、紛失だけは十分お気をつけください笑!

工房に青と黒のカミキリ虫(?)登場。鮮やか!