036鋼材その22 三次元レーザー加工
2012年7月31日 井口産業 井口隆一郎
先月に引き続きレーザー加工の先端を紹介します。
この三次元レーザー加工機はパイプ加工を主に考えて作られたもので
長尺モノが対応可能になっています。
こちらでは、チャックで掴めるモノはアングルやH鋼などの型鋼も含め
加工されています。
最大500mmx500mmまで加工可能なチャックはかなり大きいです。
切りかき切断によって部材を冶具なしで位置出しすることや異形パイプなどの
端部加工が難しかったものなども加工ができます。
今までは面直といってレーザーを材料の垂直方向からしか切断ができませんでしたが
この機械では45°まで傾けることが出来る為に加工の幅が広がっています。
プレスの型が必要だった様な切断が思いのままです。
他にもお見せ出来ない加工例がたくさんあるのが残念でなりません。
今回は麻布成形株式会社様に取材協力いただきました。
いつも大変お世話になりありがとうございます。
今月の鋼材相場
横這い
スクラップが下げ止まったかのような状況
形鋼に荷動きが感じられるのがせめてもの救いか


たまんないね
興奮しちゃうよ
斜めに!! 3次元、いいですねー。
オーバーサイズ開けて、ジグで傾斜させ、
開いた隙間とともに溶接!古いですねー。笑
開先取れて良いという考え方も依然あります。
こちらの会社では溶接無しで組み立て式というアプローチを
押しています。
出来る事と出来ない事はありますが、、、。