019ギャラリーブルーバレンを訪ねて

2010年11月17日 KNUT ceramic studio 小川由利子

 

 

 

 

 

 

やわらかい日射しとやさしい風。秋の香りに包まれる頃、私は大分県由布市にいました。

他県での初個展で、この地に来られた事はとてもありがたく思います。

空港から湯布院までのバスの中、

きれいな別府湾や大分の町並みを眺めながら私の心は興奮と不安で溢れていました。

日本人だけでなく韓国や中国からのお客さんと、バスを降りるとそこは観光客で賑わっていました。

ここでお世話になったのは、galleyBlueBallenです。

お土産屋さんが列なる通りに、一際目立つ白と青の外観。まるで海辺にただずむ雑貨屋さんの様です。オーナーの裏さんが作る雑貨たちは木のハートやきれいな貝殻、白い石が使われています。皆九州各地の海岸で拾ってきたものだそうです。

 

こちらは他にふたつのギャラリーを併設しています。

一階では今回このギャラリーを紹介してもらった先輩、深堀知子さんの展示会が行われていました。

私のコラムではお馴染みの方です。気が付くと登場回数はすでに4回目になりました。それだけに私にとって彼女の存在は大きく、今こうして様々なギャラリーで展示会ができているのは彼女のおかげです。深堀さんの作品を観ると楽しくなります。一見、当たり前の景色。だけど私たちには行けそうもない幻想の世界です。老若男女問わず、皆に愛されいるのはそんな夢がつまっているからでしょうか。

ロシアの教会の様です。蓋を開けると中にも模様が描かれています。

そして私が展示させて頂いた部屋は、屋根裏部屋のような所でした。

今回は定番の壁掛けの花器や小皿を中心に展示しました。

箸置き

オランダ船や鶏の親子、唐草模様などを描いたお皿。

本と書

ニッポンめでたいシリーズ

生活の中 シリーズ

オランダ船シリーズ

  塩辛やキムチなどのお酒のお供をのせるのにちょうどいい小皿です。食べ終わると出てくる絵を愉しんでもらいたいという想いで作っています。

絵付けの仕事は楽しいものです。

ひとつの空間を自分の藍色の器で染めあげること。次回はそれを目指し今回の展示会は終了しました。

新たな出会いと作品づくりの喜びを改めて感じる事となった2週間となりました。

足を運んで頂いた皆さま、そしてお世話になったギャラリーの皆さま本当にありがとうございました。


*お知らせ*

「 KNUT ceramic studio 展 」 in ウィズの森

11月20日(土)~11月30日(火)10:00~18:00

※水曜定休( 祝日の場合は翌営業日休み )

ウィズの森インテリアギャラリー 青葉台駅 徒歩15分

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ギャラリーブルーバレンを訪ねて への2件のコメント

  1. 2010年11月20日
    yumさんがコメントしました。

    お久しぶりです!
    いいですね、湯布院。
    箸置きや小皿がヤバいです・・塩辛キムチ合いますね。

  2. 2010年11月22日
    EXIT METAL WORK SUPPLY 清水薫さんがコメントしました。

    湯布院かぁ
    素敵なトコですね
    いつか 行ってみたいなぁ

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