現代手工業乃党 10th Exhibitionを振り返って
2013年11月28日 丸太石陶材 大岩ナガマサ
先日の11月22日(金)~24(日)の3日間、東京のアーツ千代田3331において
現代手工業乃党の10回目の展示会が行われました。
年に1回の展示会ですのでもう10年!!10年って相当ですよね!!
それだけ長い期間を継続できるのはすごいことですね!!!
そんな機会を共に出来るメンバーの皆さんに出会えた事、展示会に足を運んでいただいた皆様に
支えられていることに感謝いたします。
さて、今回の展示会ではテーブルのプロダクトを2つ発表いたしました。
1つ目は毎回1つは展示会で持っていく技術の象嵌加工が施されたテーブルです。
象嵌加工では展示会でいつも
「これは深さはどこまで入ってるの?」
ときかれますので、
「いえいえ、これは貫通してるんですよ!」
……(裏を覗く)
「おー、すごいですね~!!!」
と、言うくだりが多いので、貫通している部分を小口にデザイン的に見せることで、
視覚的に分かりやすくインパクトを持たせるようにしました。
ロゴは基本的に小さすぎなければある程度の象嵌は加工可能なので企業様ロゴ、ショップロゴ等を
入れてお店のエントランス床、什器などにも応用可能です。
もちろんテーブルに入れてもインパクト大!!ですよね。
もう1つはローテーブルです。
ちょっと小ぶりなサイドテーブルをイメージして作りました。
天板は黒御影石をマットに仕上げてアイアンの足と同じイメージを出して見ました。
表面はマットに仕上げることで汚れは付きやすくなりますが、逆にそれを利用して
木材と同じように経年変化を石でも楽しんでいただこうと思い作成しました。
あえて油染みで汚してビンテージ風になっていく感じもよいと思います。
そしてあまりにも無機質な感じがするので真鍮のフラットバーを小口に落とし込むことで
アクセントを加えました。
アイアンの足は三角すいの形状にすることで、シャープでモダンなイメージを持たせつつ
強度を出せるようにしてあります。
今回の展示会ではこちらはかなりご好評をいただけました。
これからも現代手工業乃党の活動を通じて、石材のイメージの改革と面白いご提案が出来るように
精進したいと思います。
よろしくお願いいたします。


展示会、オツカレ様でした!
かれこれ1週間近く経つんですね…。早い!笑
今後ともイロイロとよろしくデス。
ほんとにオツカレ様でした。
時間がたつのは早いですね~。
こちらこそREYTさんのおかげでよいものが出来ました!
これからもヨロシクお願いします!!