012須恵器を作ろう

2013年3月28日 monasuky 梶浦聖子

こんにちは。すっかりご無沙汰してしまいました。
冬眠していたわけではないのですが、前回の記事は秋なのに、あれ?もう春ですね。
今回は須恵器作りについてです。
私の住む埼玉の鳩山町は、むかし瓦の一大生産地だったそうで、よく遊びに行く公園ではその古代窯跡が発掘されています。鳩山の粘土を使って古代の技で作った瓦を古代窯で焼くというイベントに参加してきました。作業着を着て張りきって行って来ました!
古代の瓦は木の型に薄切りにした粘土をはりつけて木の板で叩いて厚みを整えて成型します。まず瓦を作るワークショップなので、瓦を一枚作ります。
そして余った粘土は自由に土器や埴輪を作ってよいのです。そう聞いたら急に楽しくなってしまい、資料写真を撮ることも忘れて急いで瓦一枚制作!そして、埴輪作りに取り組んでしまいました。(なので、肝心の瓦の写真なし)
用意された粘土を余すとこなく、ひんべえ一頭と茄子のような埴輪一人を作りました。

 

 

 

 

 

瓦は埴輪はしっかり乾燥させてから、公園の敷地内に復元された古代窯で焼成されました。
耐火レンガと耐火セメントを作られていて期待していた古代っぽさはありませんでしたが、形態と焼成方法は古代の復元だそうです。

窯内部はこうなっています。手前で薪をくべ、一番奥に煙突があります。思ったより本格的な窯です。窯床は前後の勾配がついていて1200度以上の高温で割れにくい丈夫な須恵器が生産されていたそうです。

 

 

窯詰め作業

 

 

 

 

 

あっ、私の埴輪茄子がいた! みんなの作った瓦や植木鉢が並んで窯詰め待ち。

 

 

 

 

 

 

 

予定は最初の二日間は窯や作品を乾燥させるために昼間の間だけ薪をくべます(あぶり)、そして次の二日間は徹夜で焼成です。

 

 

 

 

 

 

いよいよ焼成。ひさしぶりの窯の火になんだかトキメキます。夜の炎ってきれいだな。
インドネシアで欲しかった窯の温度計。薪の窯はちょっと下がっていっぱい上がってを繰り返しながら温度が上昇していきます。温度計の表示は933度です。

 

 

 

 

 

 

 

 

窯焚きは三月上旬、まだ寒かったので周辺をビニールシートで覆っていました。
外から見ると幻想的、インドネシアの影絵芝居を思い出します。
須恵器窯は最後は窯にふたをしてしっかり目止めをして放置です。窯内の酸素が不足して、還元の状態になり、作品は真っ黒の須恵器となるのです 。

 

 

 

 

 

 

完成した須恵器
無事に焼きあがったひんべえと埴輪茄子です。そういえばひんべえの上にペンギンも作ったんだった。

 

 

そのむかし鳩山町では国分寺瓦が作られていて、瓦を納めるために瓦を国分寺まで人力で運んでいたそうです。
実際に鳩山で瓦を作って徒歩で国分寺に運んでみようというイベントも今後企画されるそうです!ひぇー、行かなくちゃかな。
よい所に暮らせたなと思っています。

 

monasuky梶浦聖子 http://monasuky.shime-saba.com/

 

 

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須恵器を作ろう への4件のコメント

  1. 2013年3月29日
    EXIT METAL WORK SUPPLY 清水薫さんがコメントしました。

    かわいぃ過ぎるっ !

  2. 2013年3月30日
    KNUT ceramic studio 小川由利子さんがコメントしました。

    私も埼玉在住ですが、須恵器が焼かれていたとは知りませんでした!
    馬かわいい(^v^)

  3. 2013年3月30日
    REYT INC.さんがコメントしました。

    ひ、ひんべえ!!
    頭の中、はに丸くん&「はにゃ?」が駆け巡ってます。笑

  4. 2013年3月30日
    monasuky 梶浦聖子さんがコメントしました。

    ミナサマありがとうございます。埴輪作りすごく楽しかったです。

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