
ハナ車(仮)の映像と、大きさ2m以上ある指のオブジェ

不思議な動物と、人物。

カットソーから見える胸の谷間の様。

友人Hiroshi Shafer
いつもぶっきらぼうな言い方をする奴ですが、ホントは心優しい人間なんです。

BROOKLYN Bushwickにある友人のアトリエ

J.M.Zと呼ばれるマンハッタンとブルックリンを結ぶ電車の駅と高架

友人が勤める会社にお邪魔しました。
木製のフレームを製作する工場です。
NYで一番ほっとする場所でした。

チェルシー地区のギャラリー

伝説の「チェルシー・ホテル」の外観とロビー。

ウイリアムズバーグのインテリアショップ
「THE FUTURE PERFECT」

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仕事を無事に終えた開放感。
めったに海外に出る事も無いのでこの機会に、
そのままここNYに1週間ほど滞在しました。
4年前からNYでアーティスト活動をしている友人
ヒロシ・シェイファーの家に泊めさせてもらいました。
8年前くらい前、僕は小さなギャラリーやカフェなどで
自分の作品の展示をしてた頃があって、
恵比寿のとあるカフェで彼も展示をしていて、
そこで会ったのがきっかけでした。
家具や照明などその頃から僕はプロダクト系でしたが、
彼は硬質粘土で不思議な人や動物を作っていました。
初めて見るその作風と、
自分とは違うベクトルでモノを作る彼の作品に惹かれ、
彼の希望金額にはまったく及びませんでしたが、
売ってもらった事があります(笑)
彼もまた僕の作品を買ってくれた事がありました。
彼の住んでる場所はBROOKLYNの、
Bushwickと言う地域で、そんなに郊外ではありませんが
忙しそうなマンハッタンに比べて少しのんびりした感じ、
と言うか実は結構危険な感じがする場所で・・・
夜に到着したのと、先入観なのですが
ヒスパニッシュ系の人ばかりで白人も見当たらず、
日本人なんて僕ら以外いないもので、ちょっとビビりました。
彼いわく、見た目ほど危険では無いそうです。
家賃も安く、地下鉄でダウンタウンへのアクセスも良いので
最近は移り住んでくる人も増えてるみたい。
しかし、彼の住まいはBushwickの入口で
一般人が住めるギリだそうです。
路上に窓ガラスとカーステの無い車がありました。
この辺りで日本人は彼と隣に住んでる友人(この人も作家)
の2世帯だけだという。
ちょうど訪問した時、彼の展示会が終わったばかりで
搬出するギリギリ前の作品を見る事が出来ました。
ギャラリーも同じBushwickエリアにあります。
相変わらず不思議な動物。
それに加え作風というか表現方法に幅が広くなっていました。
女性なのか?別の生物?胸の谷間にも見える写真や、
モノクロのペインティング、
鼻の穴に取り付けられた小さなプロペラが、
笑うと鼻息でクルクル回るだけの映像。
天井から吊るされたデカイ指は、
人がまたがったり集まって作品の完成に近づく感じ、
彼が作った扮装アイテムをみんなで身に付けて
パフォーマンスした画像がありました。
彼の作品にはユーモアの中に何処か
彼独特の皮肉を感じるのです。
ツンとすましてカッコつけた奴に、
こっそりイタズラをしてクスッと皆を笑わす感じ。
彼の作品に触れる人はみんなとても楽しそうでした。
「どういう思いで作ったの?」と聞いても、
彼から具体的な説明は無い(前からそう)。
どうやら話すのがめんどくさいらしい。
見た人が決めれば良いのだと言う。
仕事の舞台だったチェルシー地区のギャラリーも見て回りました。
絵画、写真、彫刻、様々なジャンルの作品が展示され、
今どんな作品が扱われていて、
現在活躍している作家達の作品を見ることが出来ました。
アートの定義やマーケットの事は良くは分かりませんが、
技術、仕事量、表現力、人生観や思想と言ったバックグランド、
見る人、買う人、扱う人、作家自身、
どこに重きを置くかは自由である。
表現するという瞬発力に近いエネルギーは凄いと感じました。
面白い作品が沢山ありました。
作家の生き様や思想にも価値を見出し、
高額で取り引きされる市場が確立されている、
現代アートの先進国なんだと感じました。
話しは変わりますが、
ギャラリー街から少し歩いて行くと、
ここチェルシー地区には伝説的なホテルがあります。
その名は「チェルシー・ホテル(Chelsea Hotel)」
アパートメントの機能も持った施設で、
ここに住んでる人達もいます。
アンディ・ウォーホールも住んでいたとも言われ、
世界中の芸術家、ミュージシャンや、作家が
好んでこのホテルに宿泊し、また住人になっていたそうです。
セックス・ピストルズのベーシスト、シド・ビシャスが、
恋人ナンシーをこのホテルのバスルームで刺殺し、
その後すぐ彼女を追うようにヘロイン中毒過多で死亡して
「シド&ナンシー」という映画になった話しは有名。
とにかく逸話をあげたらキリがないほどです。
その雰囲気を感じようと、現在もアーティスト達が集まってきます。
いつか泊まってみたいものです。
ちなみに15年前、初めての海外がニューヨークでした。
僕は最初に勤めた会社をわずか1年で、
オーナーに盾突いてクビになったという前科があります(笑)
その後しばらく、お金とヤル気はありませんでしたが、
時間だけはあったので何処かに行きたくなり、
ちょうど先輩がNYに留学していたので1ヶ月ほど
彼のアパートでご厄介になっていました。
その頃のNYマンハッタンはまだ治安が悪く、
行っていけない地域を友人にコンコンと教えられた覚えがあります。
実際アパートの場所もイーストヴィレッジの端っこで、
通りを1本越えれば危険な地域でした。
そんな危険だったところも、今では気の効いた店が並ぶ
東京で言う中目黒・代官山みたいなエリアになり、
当時は足を踏み込めなかったエリアも雰囲気が良くなり、
深夜でも出歩ける安全な都市に変っていました。
一番変ってしまったのは、やはり「ワールドトレードセンター」が
9.11テロにより大勢の犠牲者を出して、
無くなってしまったことでしょう。
そびえ立つその姿はNYの象徴の一つでした。
そして、リーマンブラザースの経営破綻による世界的金融不安。
アメリカ初の黒人大統領誕生となるかの
歴史的な大統領選まっただか中。
激動のNY。
それでもここNYには、行けば何かが起きる、
僕たちに何かを期待させる魅力があります。
だから世界中から色んな人が集まり、
これからも変化し続ける世界の発信地なのでしょう。
アナザーエピソード
友人ヒロシの誕生日に、世話になる御礼も含めて
ハンドミラー(You are so beautiful)をプレゼントしたら
非常に喜んでくれました。
「これ売り込みに行けよ!
オレ知ってるインテリアショップがあるから!」と言うことで、
ブルックリンのウイリアムズバーグという地区で、
洒落た洋服屋やカフェがたくさんある町に行って来ました。
地元の人が行き交いのんびりして、
マンハッタンとは違う雰囲気があるいい場所です。
とても気に入りました。
連れてかれたインテリアショップはヨーロッパを中心に
洗礼されたモノがセレクトされたカッコいい店でした。
(実はNYにはそんなに素敵なインテリアショップはありません。
日本の方がよっぽど気の利いたモノが揃ってます。)
「で、ヒロシ君はこのお店のどなたとお知り合いなのかい?」
「別に誰もいないけど。」
「いやいや、またまた(笑)」
「何か問題あんの?」
「ちょっとマジで?コネ無しのアポ無し?」
「そうだよ、ナニもしかしてびびってんの(笑)?」
「ふざけんなよ!この店の存在だけかよ、知ってるの!」
良く分からないまま、取り合えずスタッフを尋ね、
その日は日曜日で、バイイングマネージャーが留守なので
翌日の月曜日に来てくれと言われた。
「仕事だから付き合えない」と、ヒロシにバッサリ断られ・・・
と言う事で翌日、ひとりNYで
道場破り的な感じなってしまいました・・・
話しは戻りますが、
今回僕は自分の商品を売り込みにNYに来た訳ではないので、
ポートフォリオなど用意してないのです。
たいした英語力も無く、あるのはノートブックだけ。
いきなり行って相手してくれんのかよ!
かなり緊張しましたが、意外や意外、
真剣に画像を見ながら僕の話を聞いてくれて、
コストの事、取り扱える商品の条件など
1時間くらい話しが出来ました。
バイイングマネージャーが稀に見るいい人だったのか、
僕の作品に興味を持ってくれたのか分かりませんが、
いずれにせよとても貴重な経験が出来ました。
来年に繋げられるよう頑張ります!
友人には素直にありがとうとは言えませんでした。
分かった様な顔をされるのが目に見えていたので。
しかし事実、彼のお陰でNYを楽しく過ごす事が出来ました。
ありがとうよ。
近い将来、彼の個展が日本で見れる日が来たら良いなと思う。
お互い頑張って行こうな。
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