016ザ・メタルワーク
2013年4月24日 REYT INC.
お客さまとカレンダー眺めながら話してて気付きました、もうすぐGW。。
関係各社一斉にお休み入ってしまうため、案件によってはゴールデンなウィークじゃないこともしばしば。笑
ということで、今月のコラムもどうぞお付き合いください。
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1,300 x 900 x 900くらいの機器カバー、上部3辺が190R。もちろん2コーナー190Rはイキママです。すべて鋼板、必要箇所とR部分すべて曲げてパーツにし、溶接で組み上げます。サイズを書くとそれほどないような感じも受けますが、実際はかなり存在感のある塊です。オーナー様のこだわり抜いたカバー、そのフレームにこの塊を使用します。
作り方はお任せということで、3辺のR部分はロールではなくベンダーで曲げ、コーナーのRパーツは気合いの叩き出し!と思いましたが、こちらも”REYT INC.”らしく曲げることにしました。作り方は各社様々あると思いますが、REYT INC.が一番納得出来る仕上りになる方法を今回は選択しました。
まずは、Rパーツのプロトタイプの製作から。立体の治具を製作し、それに合うようにパーツを曲げて溶接します。治具が命なので、しっかりと図面を引いて慎重に組み上げます。
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■治具
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分割数を少なく大雑把にアテて溶接してみます。問題なさそうなら、細かく刻んでよりRが出るように。特に今回は最終で仕上げが入るので、多少直線が出ても問題ありません。
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■パート1_プロトタイプ
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■Rパーツ_完成
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Rパーツが完成したろころで、次はここにから伸びるRの辺を製作します。ベンダーで細かく刻んで曲げるので、長尺のパーツより分割で製作したものに手直しを加えた方が寸法が出そうです。ということで、こんな感じで小さいパーツで狙ったRに仕上げていきます。
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■R辺_曲げる様子
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パーツが出揃ったところで、辺を作ります。そこに先程製作したRパーツを溶接すれば、1辺の完成です。
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■R辺_刻んだパーツ
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■R辺_組み上げ
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■1辺完成
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このパーツだけでも、HOTでRODな感じになってきました(笑)。では、残りのパーツを立て続けに組み立てます。かなりクレイジーな感じになってきますので、ご注意ください。
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■側面_本体
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■側面_完成
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■天部残し
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■完成
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メタルの塊です。オーナー様もチェック時、ビックリの塊。ですが、1.2&1.6mmの板厚でしかも中空なので “イメージ” よりは軽く仕上りました。剛性は曲げと補強パーツでバッチリ出ています。外に出してアンカーで固定すれば、メタルのイグルーとして使えそうな気がしてきました。改めて眺めてみても、ゴツい。。です。
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弊社製作チームブログにもUPしています。お時間ありましたら、是非ご覧ください。
株式会社レイティー www.reyt.co.jp/
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カーブはこうやって作るんですね。面白~い!
角の所大変ですね。。。
これは最終的に何になるのですか??
小川さん、ありがとうございます!
各社各様ではありますが、
ウチはこんな感じで作ってみました。
何せデカいので。。笑
最終的に調理機器を覆うカバーになります!
メタルのイグルーから思わず球形の石油タンクを思い出してしまいました。
計画通りのアールを手作りで出すのってほんっと難しい!自分で作ってる時、曲げが得意なものづくりの方の血をちょっと輸血したくなります。
國武さん、ありがとうございます!
狙ったR、ムズカしいですね。。
しかも、ロール使わずにベンターでチマチマ。
いーでしょ?
輸血必要になりましたら、チャーターで届けます!笑
石油タンク、確かに。思い出しました!