ヒカリもの 〜前編〜

2012年11月15日 atelierYJK 國武 泰子

手工業の党メンバーの皆さん、展示お疲れさまでした。
また、私は出展出来ませんでしたが、来ていただいたお客様にも御礼申し上げます。

 

さてさて、そろそろジュエリーデザインのお仕事について書いてみます、、、
と言っても、“ヒカリもの”。
僕たち男の子には興味ないかもしれませんし、
君たち女の子にも手の届かない世界とスルーされる事請け合いなのですが。

 

大半はリフォームで、お客様がお持ちの品を今の生活に合わせて
使い易い物にお作り替えするというものです。勝手に話進めてます。テヘッ♪

 

先日させていただいたお仕事では、10点お預かり。
ヒスイ以外は20年以上昔の製品だと思います。随分汚れていますね。
上段左から
①オパール(+テーパーダイヤ、メレダイヤ)
②オパール縦長
③ルビー(+テーパーダイヤ)
④ヒスイ(+テーパーダイヤ)
⑤エメラルド(+テーパーダイヤ、メレダイヤ)
⑥アコヤ真珠(+メレダイヤ)
⑦キャッツアイ(+メレダイヤ)
⑧キャッツアイ(+テーパーダイヤ、メレダイヤ)
⑨スターサファイヤ(+マーキスダイヤ、メレダイヤ)
⑩サファイヤ(+テーパーダイヤ、メレダイヤ)

 

デザインが決まるまで、枠から石を外せないので、頭の中で全ての石を組み直してデザインを起こします。
ご予算やご要望に合わせたデザイン、
場合によっては、ご要望を全く無視したデザインをいくつか提案させていただきます。

 

<デザイン例>

原則、実物大で描きます。
中石、脇石の留め方が分かるよう、
それぞれの石留めしている爪も描きます。
この場合、周りのダイヤメレーが1.4㎜位ですので、
その爪の大きさは大体0.3〜0.5㎜くらいでしょうか。

 

 

 

 

 

ダイヤ用のテンプレートです。

100分の1で1.4㎜、約0.01ct、
勿論1㎜の石を留めてる爪はテンプレにはありませんので、手描きです。

 

 

 

 

お客様にお出しする前には、ハイライトを入れて、

立体感を付け、色付きの台紙に貼ってお出しします。
厚口のトレペを裏、表から色付けする事で、
台紙に貼った時には少し立体感が出ます。

 

 

 

 

 

色の薄い石は色抜けしないよう、周りを囲ったり、裏を伏せたり、光の入り具合を調節して、
地金の色との組み合わせも考え、最大限に良い色を出してあげます。

 

または、色の薄さ、透明度を利用する場合もあります。

 

石の価値が高い物はそれなりの装飾を、
そうでない物は金額をかけずにそれなりの見栄えがするように。

 

更に、耐熱や硬度など、石の種類・性質によって石留めの方法や、石留め後にロウ付け出来るかなどを考慮して
描きますが、それはデザイン上では分かりませんね。

 

 

出来上がりが気になるところで、次回へ続く。。。。

 

 

⬅キーボードの正しい使い方

 

 

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ヒカリもの 〜前編〜 への6件のコメント

  1. 2012年11月17日
    EXIT METAL WORK SUPPLY 清水薫さんがコメントしました。

    へーぇ
    そうゆうふうに使うんだ
    キーボードって

  2. 2012年11月18日
    かなぐやさんがコメントしました。

    プロですなー。(テヘとか言ってるけど)
    よく考えたら、ジュエリーほどリフォームの歴史が長いものはないのではないでしょうか?
    あとマウスはどう使うんですか?

    • 2012年11月18日
      atelierYJK 國武 泰子さんがコメントしました。

      なるほどー、そうかも知れない。石は地球が出来た時からあるから、劣化しないですしね。
      受け継がれる石というのは、リフォームしてても嬉しいですね。
      マウスは放し飼いです。

  3. 2012年11月18日
    REYT INC.さんがコメントしました。

    以前、某ジュエリー会社さんと
    おシゴトする機会があったのですが、
    チラみしたデザイン画を思い出し。。
    確かキーボードそんな使い方、してな、、、。笑

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